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基礎科目 平成26年度 Ⅰ-3-2

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 数値解析の精度を向上する方法として,最も不適切なものはどれか。

① 有限要素解析において,解の変化が大きい領域の要素分割を細かくした。

② 有限要素解析において,高次要素を用いて要素分割を行った。

③ Newton法などの反復計算において,反復回数が多いので収束判定条件を緩和した。

④ 有限要素解析において,できるだけゆがんだ要素ができないように要素分割を行った。

⑤ 丸め誤差を小さくするために,計算機の浮動小数点演算を単精度から倍精度に変更した。

 

 

解答

 ③

解説

① 有限要素解析において,解の変化が大きい領域の要素分割を細かくした。
適切です。

② 有限要素解析において,高次要素を用いて要素分割を行った。
適切です。

③ Newton法などの反復計算において,反復回数が多いので収束判定条件を緩和した。
収束判定条件を緩和すると精度が低下するため,不適切です。

④ 有限要素解析において,できるだけゆがんだ要素ができないように要素分割を行った。
適切です。

⑤ 丸め誤差を小さくするために,計算機の浮動小数点演算を単精度から倍精度に変更した。
適切です。

参考情報

過去の出題

 なし

オンラインテキスト

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