数値解析の精度を向上する方法として,最も不適切なものはどれか。
① 有限要素解析において,解の変化が大きい領域の要素分割を細かくした。
② 有限要素解析において,高次要素を用いて要素分割を行った。
③ Newton法などの反復計算において,反復回数が多いので収束判定条件を緩和した。
④ 有限要素解析において,できるだけゆがんだ要素ができないように要素分割を行った。
⑤ 丸め誤差を小さくするために,計算機の浮動小数点演算を単精度から倍精度に変更した。
解答
③
解説
① 有限要素解析において,解の変化が大きい領域の要素分割を細かくした。
適切です。
② 有限要素解析において,高次要素を用いて要素分割を行った。
適切です。
③ Newton法などの反復計算において,反復回数が多いので収束判定条件を緩和した。
収束判定条件を緩和すると精度が低下するため,不適切です。
④ 有限要素解析において,できるだけゆがんだ要素ができないように要素分割を行った。
適切です。
⑤ 丸め誤差を小さくするために,計算機の浮動小数点演算を単精度から倍精度に変更した。
適切です。
参考情報
過去の出題
なし
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