資格部

資格・検定の試験情報、対策方法、問題解説などをご紹介

SC 令和5年度秋期 問12

  

 脆弱性管理,測定,評価を自動化するためにNISTが策定した基準はどれか。

  1. FIPS(Federal Information Processing Standards)
  2. SCAP(Security Content Automation Protocol)
  3. SIEM(Security Informationand EventM anagement)
  4. SOAR(Security Orchestration,Automation and Response)

解答・解説

解答

 イ

解説

 SCAPは、米国国立標準技術研究所(NIST)が策定した、脆弱性管理、測定、評価を自動化するオープンな標準規格であり、以下のコンポーネントで構成されています。

  • 共通脆弱性識別子(CVE):脆弱性を識別するための共通の識別子
  • 共通脆弱性評価システム(CVSS):脆弱性の深刻度を評価するための共通のフレームワーク
  • セキュリティコンテンツ自動化プロトコル(SCAP):脆弱性情報の自動化された交換と処理のためのプロトコル
  • 拡張可能な脆弱性記述言語(XCCDF):脆弱性情報の記述するためのXMLベースの言語

  1. FIPS(Federal Information Processing Standards)
    情報処理システムのセキュリティに関する連邦政府標準です。

  2. SCAP(Security Content Automation Protocol)
    正しいです。

  3. SIEM(Security Informationand EventM anagement)
    セキュリティ情報イベント管理のことです。

  4. SOAR(Security Orchestration,Automation and Response)
    セキュリティオーケストレーション、自動化、および応答のことです。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 技術要素
中分類 セキュリティ
小分類 セキュリティ技術評価
出題歴
  • SC 令和5年度秋期 問12

前問 一覧 次問