製品Aを1個生産するのに部品aが2個,部品bが1個必要である。部品aは1回の発注数量150個,調達期間1週間,部品bは1回の発注数量100個,調達期間2週間の購買部品である。製品Aの6週間の生産計画と,部品a,部品bの1週目の手持在庫が表のとおりであるとき,遅くとも何週目に部品を発注する必要があるか。ここで,部品の発注,納品はそれぞれ週の初めに行われるものとし,納品された部品はすぐに生産に利用できるものとする。
週 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
製品Aの生産個数 | 0 | 40 | 40 | 40 | 40 | 40 | |
部 品 a |
所要数量 | 0 | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 |
手持在庫数量 | 250 | ||||||
発注数量 | |||||||
部 品 b |
所要数量 | 0 | |||||
手持在庫数量 | 150 | ||||||
発注数量 | |||||||
注記 網掛けの部分は,表示していない。 |
- 2
- 3
- 4
- 5
解答
イ
解説
毎週40個生産するので、部品bの所要数量は毎週40個になります。それを踏まえて、部品a、部品bの手持ち在庫数量を埋めると下表の通りになります。
週 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
製品Aの生産個数 | 0 | 40 | 40 | 40 | 40 | 40 | |
部 品 a |
所要数量 | 0 | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 |
手持在庫数量 | 250 | 170 | 90 | 10 | |||
発注数量 | |||||||
部 品 b |
所要数量 | 0 | 40 | 40 | 40 | 40 | 40 |
手持在庫数量 | 150 | 110 | 70 | 30 | |||
発注数量 |
これより、部品a、部品bともに5週目に在庫不足になることがわかります。
調達期間が長い部品bは、調達期間2週間であるため、遅くとも3週目に発注する必要があります。