パスワードに関連した不適切な行為a〜dのうち，不正アクセス禁止法で規制されている行為だけを全て挙げたものはどれか。
- 業務を代行してもらうために，社内データベースアクセス用の自分のIDとパスワードを同僚に伝えた。
- 自分のPCに，社内データベースアクセス用の自分のパスワードのメモを貼り付けた。
- 電子メールに添付されていた文書をPCに取り込んだ。その文書の閲覧用パスワードを，その文書を見る権利のない人に教えた。
- 人気のショッピングサイトに登録されている他人のIDとパスワードを，無断で第三者に伝えた。
- a，b，c，d
- a，c，d
- a，d
- d
解答
エ
解説
不正アクセス禁止法は、不正アクセス行為や、不正アクセス行為につながる識別符号の不正取得・保管行為、不正アクセス行為を助長する行為等を禁止する法律です。
- 業務を代行してもらうために，社内データベースアクセス用の自分のIDとパスワードを同僚に伝えた。
不正取得したわけではないため、不正アクセス禁止法では規制されません。 - 自分のPCに，社内データベースアクセス用の自分のパスワードのメモを貼り付けた。
メモを貼り付けるだけでは不正行為ではないため、不正アクセス禁止法では規制されません。 - 電子メールに添付されていた文書をPCに取り込んだ。その文書の閲覧用パスワードを，その文書を見る権利のない人に教えた。
教えるだけでは不正行為ではないため、不正アクセス禁止法では規制されません。 - 人気のショッピングサイトに登録されている他人のIDとパスワードを，無断で第三者に伝えた。
正しいです。
不正アクセス禁止法で規制されている行為です。
参考情報
分野・分類
| 分野 | ストラテジ系 |
| 大分類 | 企業と法務 |
| 中分類 | 法務 |
| 小分類 | セキュリティ関連法規 |
テキスト
