プロジェクトで作成するWBSに関する記述のうち,適切なものはどれか。
- WBSではプロジェクトで実施すべき作業内容と成果物を定義するので,作業工数を見積もるときの根拠として使用できる。
- WBSには,プロジェクトのスコープ外の作業も検討して含める
- 全てのプロジェクトにおいて,WBSは成果物と作業内容を同じ階層まで詳細化する。
- プロジェクトの担当者がスコープ内の類似作業を実施する場合,WBSにはそれらの作業を記載しなくてよい。
解答
ア
解説
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクト全体の作業を、小さな作業単位に分解して、全体像を把握したもの、またその手法です。
- WBSではプロジェクトで実施すべき作業内容と成果物を定義するので,作業工数を見積もるときの根拠として使用できる。
適切です。
WBSに関する記述です。 - WBSには,プロジェクトのスコープ外の作業も検討して含める
WBSが対象とするのは、あくまでプロジェクトのスコープ内の作業です。 - 全てのプロジェクトにおいて,WBSは成果物と作業内容を同じ階層まで詳細化する。
WBSの階層や粒度は、プロジェクトにより様々です。 - プロジェクトの担当者がスコープ内の類似作業を実施する場合,WBSにはそれらの作業を記載しなくてよい。
WBSには原則全ての作業を記載しますので、類似だからといって省略するものではありません。