イノベータ理論では,消費者を新製品の購入時期によって,イノベータ,アーリーアダプタ,アーリーマジョリティ,レイトマジョリティ,ラガードの五つに分類する。アーリーアダプタの説明として,適切なものはどれか。
- 新しい製品及び新技術の採用には懐疑的で,周囲の大多数が採用している場面を見てから採用する層
- 新商品,サービスなどを,リスクを恐れず最も早い段階で受容する層
- 新商品,サービスなどを早期に受け入れ,消費者に大きな影響を与える層であり,流行に敏感で,自ら情報収集を行い判断する層
- 世の中の動きに関心が薄く,流行が一般化してからそれを採用することが多い層であり,場合によっては不採用を貫く,最も保守的な層
解答
ウ
解説
- 新しい製品及び新技術の採用には懐疑的で,周囲の大多数が採用している場面を見てから採用する層
レイトマジョリティ(後期追随者)の説明です。 - 新商品,サービスなどを,リスクを恐れず最も早い段階で受容する層
イノベーター(革新者)の説明です。 - 新商品,サービスなどを早期に受け入れ,消費者に大きな影響を与える層であり,流行に敏感で,自ら情報収集を行い判断する層
適切です。
アーリーアダプタ(初期採用者)の説明です。 - 世の中の動きに関心が薄く,流行が一般化してからそれを採用することが多い層であり,場合によっては不採用を貫く,最も保守的な層
ラガード(遅滞者)の説明です。
参考情報
分野・分類
分野 | ストラテジ系 |
大分類 | 経営戦略 |
中分類 | 技術戦略マネジメント |
小分類 | 技術開発戦略の立案 |
出題歴
- FE 令和5年度 問18