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FE 科目A 令和5年度 問3

 

 コンピュータの高速化技術の一つであるメモリインタリーブに関する記述として,適切なものはどれか。

  1. 主記憶と入出力装置,又は主記憶同士のデータの受渡しを CPU 経由でなく直接やり取りする方式
  2. 主記憶にデータを送り出す際に,データをキャッシュに書き込み,キャッシュがあふれたときに主記憶へ書き込む方式
  3. 主記憶のデータの一部をキャッシュにコピーすることによって,レジスタと主記憶とのアクセス速度の差を縮める方式
  4. 主記憶を複数の独立して動作するグループに分けて,各グループに並列にアクセスする方式

解答・解説

解答

 エ

解説

  1. 主記憶と入出力装置,又は主記憶同士のデータの受渡しを CPU 経由でなく直接やり取りする方式
    DMA(Direct Memory Access)に関する記述です。

  2. 主記憶にデータを送り出す際に,データをキャッシュに書き込み,キャッシュがあふれたときに主記憶へ書き込む方式
    ライトバック方式に関する記述です。

  3. 主記憶のデータの一部をキャッシュにコピーすることによって,レジスタと主記憶とのアクセス速度の差を縮める方式
    キャッシュメモリに関する記述です。

  4. 主記憶を複数の独立して動作するグループに分けて,各グループに並列にアクセスする方式
    適切です。
    メモリインタリーブに関する記述です。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 コンピュータシステム
中分類 コンピュータ構成要素
小分類 メモリ
出題歴
  • FE 令和5年度 問3
  • FE 平成17年度春期 問21
  • FE 平成14年度秋期 問21

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