コンピュータの高速化技術の一つであるメモリインタリーブに関する記述として,適切なものはどれか。
- 主記憶と入出力装置,又は主記憶同士のデータの受渡しを CPU 経由でなく直接やり取りする方式
- 主記憶にデータを送り出す際に,データをキャッシュに書き込み,キャッシュがあふれたときに主記憶へ書き込む方式
- 主記憶のデータの一部をキャッシュにコピーすることによって,レジスタと主記憶とのアクセス速度の差を縮める方式
- 主記憶を複数の独立して動作するグループに分けて,各グループに並列にアクセスする方式
解答
エ
解説
- 主記憶と入出力装置,又は主記憶同士のデータの受渡しを CPU 経由でなく直接やり取りする方式
DMA(Direct Memory Access)に関する記述です。 - 主記憶にデータを送り出す際に,データをキャッシュに書き込み,キャッシュがあふれたときに主記憶へ書き込む方式
ライトバック方式に関する記述です。 - 主記憶のデータの一部をキャッシュにコピーすることによって,レジスタと主記憶とのアクセス速度の差を縮める方式
キャッシュメモリに関する記述です。 - 主記憶を複数の独立して動作するグループに分けて,各グループに並列にアクセスする方式
適切です。
メモリインタリーブに関する記述です。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | コンピュータシステム |
中分類 | コンピュータ構成要素 |
小分類 | メモリ |
出題歴
- FE 令和5年度 問3
- FE 平成17年度春期 問21
- FE 平成14年度秋期 問21