組込みシステムに適用されるCPUの低消費電力化技術に関する説明として,適切なものはどれか。
- トランジスタのしきい値電圧を低くすることによって,回路の動作は遅くなるがリーク電流が抑えられるので,低消費電力になる。
- トランジスタの消費電力は電源電圧の2乗に反比例するので,電圧を高くすることによって低消費電力になる。
- パワーゲーティングを用いることによって,ダイナミックな消費電力は少なくなるが,リーク電流に起因する消費電力は抑えることができない。
- レジスタに供給するクロックがダイナミックな消費電力を増加させる要因の一つなので,不要なブロックへのクロックの供給を止めることによって低消費電力になる。
解答
エ
解説
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- トランジスタのしきい値電圧を低くすることによって,回路の動作は遅くなるがリーク電流が抑えられるので,低消費電力になる。
ー - トランジスタの消費電力は電源電圧の2乗に反比例するので,電圧を高くすることによって低消費電力になる。
ー - パワーゲーティングを用いることによって,ダイナミックな消費電力は少なくなるが,リーク電流に起因する消費電力は抑えることができない。
ー - レジスタに供給するクロックがダイナミックな消費電力を増加させる要因の一つなので,不要なブロックへのクロックの供給を止めることによって低消費電力になる。
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参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | コンピュータシステム |
中分類 | ハードウェア |
小分類 | ハードウェア |
出題歴
- ES 令和3年度秋期 問14