多重にハードウェア割込みが発生する組込みシステムにおけるISR(Interrupt Service Routine)の処理の説明のうち,適切なものはどれか。
- ISR処理時間が長い順に割込み優先度を与えると,システム全体のリアルタイム応答性が向上する。
- ISR処理中に,他の割込み要求を抑止する場合は,セマフォを用いる。
- 最大割込み処理時間は,全てのISR処理時間の合計であり,最も優先度の高い割込みが発生してから,そのISR処理の完了までの時間に相当する。
- 低い優先度の割込みによるISR処理中に割込み禁止を行うと,その間に発生した高い優先度の割込みに対するISR応答時間は長くなる。
解答
エ
解説
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- ISR処理時間が長い順に割込み優先度を与えると,システム全体のリアルタイム応答性が向上する。
ー - ISR処理中に,他の割込み要求を抑止する場合は,セマフォを用いる。
ー - 最大割込み処理時間は,全てのISR処理時間の合計であり,最も優先度の高い割込みが発生してから,そのISR処理の完了までの時間に相当する。
ー - 低い優先度の割込みによるISR処理中に割込み禁止を行うと,その間に発生した高い優先度の割込みに対するISR応答時間は長くなる。
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参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | コンピュータシステム |
中分類 | コンピュータ構成要素 |
小分類 | プロセッサ |
出題歴
- ES 平成25年度春期 問5
- ES 平成23年度特別 問4