エンタープライズアーキテクチャの参照モデルのうち，BRM（Business Reference Model）として提供されるものはどれか。
- アプリケーションサービスを機能的な観点から分類体系化したサービスコンポーネント
- サービスコンポーネントを実際に活用するためのプラットフォームやテクノロジの標準仕様
- 参照モデルの中で最も業務に近い階層として提供される，業務分類に従った業務体系及びシステム体系と各種業務モデル
- 組織間で共有される可能性の高い情報について，名称，定義及び各種属性を総体的に記述したモデル
解答
ウ
解説
エンタープライズアーキテクチャ（EA）は4つの基本体系からなり、それぞれに対応する参照モデルは、次の通りです。
- BA（ビジネスアーキテクチャ）→BRM（Business Reference Model）
- DA（データアーキテクチャ）→DRM（Data Reference Model）
- AA（アプリケーションアーキテクチャ）→SRM（Service Reference Model）
- TA（テクノロジアーキテクチャ）→TRM（Technical Reference Model）
- アプリケーションサービスを機能的な観点から分類・体系化したサービスコンポーネント
SRM（Service Reference Model）として提供されます。 - サービスコンポーネントを実際に活用するためのプラットフォームやテクノロジの標準仕様
TRM（Technical Reference Model）として提供されます。 - 参照モデルの中で最も業務に近い階層として提供される，業務分類に従った業務体系・システム体系と各種業務モデル
正しいです。
BRM（Business Reference Model）として提供されます。 - 組織間で共有される可能性の高い情報について，名称，定義及び各種属性を総体的に記述したモデル
DRM（Data Reference Model）として提供されます。
参考情報
分野・分類
| 分野 | ストラテジ系 |
| 大分類 | システム戦略 |
| 中分類 | システム戦略 |
| 小分類 | 情報システム戦略 |
出題歴
- AP 令和6年度春期 問61
- ST 令和元年度秋期 問1
- ST 平成26年度秋期 問1
