資格部

資格・検定の試験情報、対策方法、問題解説などをご紹介

AP 令和5年度秋期 問9

   

 パイプラインの性能を向上させるための技法の一つで,分岐条件の結果が決定する前に,分岐先を予測して命令を実行するものはどれか。

  1. アウトオブオーダー実行
  2. 遅延分岐
  3. 投機実行
  4. レジスタリネーミング

解答・解説

解答

 ウ

解説

  1. アウトオブオーダー実行
    アウトオブオーダー実行は、命令の実行順を本来の順序に縛られずに準備が整ったものから次々実行していく方式です。

  2. 遅延分岐
    遅延分岐は、条件分岐命令の直後に、分岐判定に関係なく実行される命令を配置することで、パイプラインの空転を防止する方式です。

  3. 投機実行
    正しいです。
    投機実行の説明です。

  4. レジスタリネーミング
    レジスタリネーミングは、レジスタを再利用しているために不必要な順序依存性が生じているのを、より多くの実在するレジスタを利用して再利用されているレジスタに割り当て、依存を無くす技術です。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 コンピュータシステム
中分類 コンピュータ構成要素
小分類 プロセッサ
出題歴
  • AP 令和5年度秋期 問9
  • AP 平成18年度秋期 問17

前問 一覧 次問