資格部

資格・検定の試験情報、対策方法、問題解説などをご紹介

法務3級 預金⑲

◀︎ 前へ次へ ▶︎️

 当座勘定取引の解約または終了について、正しいものはどれか。

⑴ 取引先から当座勘定取引契約を解約する場合は、書面によって行わなければならない。

⑵ 取引先が破産手続を開始した場合は、開始決定の時点で当座勘定取引は終了する。

⑶ 取引先が手形交換所の取引停止処分を受けた場合は、処分決定の時点で当座勘定取引は終了する。

⑷ 取引先は、当座勘定取引契約が終了した場合、未使用の手形用紙・小切手用紙を速やかに銀行へ返却しなければならない。

⑸ 取引先が死亡した場合、当座勘定取引が終了するのは死亡した時点である。

 

解答・解説

解答

 ⑶

解説

分野 出題項目 重要度
当座勘定 当座勘定取引の解約 ⭐️⭐️

 

⑴ 取引先から当座勘定取引契約を解約する場合は、書面によって行わなければならない。
正しいです。なお、銀行から解約する場合は、必ずしも書面による必要はありません。

⑵ 取引先が破産手続を開始した場合は、開始決定の時点で当座勘定取引は終了する。
正しいです。

⑶ 取引先が手形交換所の取引停止処分を受けた場合は、処分決定の時点で当座勘定取引は終了する。
当座勘定取引が終了するのは、銀行から解約通知を発信した時点です。

⑷ 取引先は、当座勘定取引契約が終了した場合、未使用の手形用紙・小切手用紙を速やかに銀行へ返却しなければならない。
正しいです。なお、銀行側は回収に努めるべきですが、回収義務はありません

⑸ 取引先が死亡した場合、当座勘定取引が終了するのは死亡した時点である。
正しいです。