当座勘定取引の解約または終了について、正しいものはどれか。
⑴ 取引先から当座勘定取引契約を解約する場合は、書面によって行わなければならない。
⑵ 取引先が破産手続を開始した場合は、開始決定の時点で当座勘定取引は終了する。
⑶ 取引先が手形交換所の取引停止処分を受けた場合は、処分決定の時点で当座勘定取引は終了する。
⑷ 取引先は、当座勘定取引契約が終了した場合、未使用の手形用紙・小切手用紙を速やかに銀行へ返却しなければならない。
⑸ 取引先が死亡した場合、当座勘定取引が終了するのは死亡した時点である。
解答
⑶
解説
分野 | 出題項目 | 重要度 |
当座勘定 | 当座勘定取引の解約 | ⭐️⭐️ |
⑴ 取引先から当座勘定取引契約を解約する場合は、書面によって行わなければならない。
正しいです。なお、銀行から解約する場合は、必ずしも書面による必要はありません。
⑵ 取引先が破産手続を開始した場合は、開始決定の時点で当座勘定取引は終了する。
正しいです。
⑶ 取引先が手形交換所の取引停止処分を受けた場合は、処分決定の時点で当座勘定取引は終了する。
当座勘定取引が終了するのは、銀行から解約通知を発信した時点です。
⑷ 取引先は、当座勘定取引契約が終了した場合、未使用の手形用紙・小切手用紙を速やかに銀行へ返却しなければならない。
正しいです。なお、銀行側は回収に努めるべきですが、回収義務はありません。
⑸ 取引先が死亡した場合、当座勘定取引が終了するのは死亡した時点である。
正しいです。