日本の科学技術基本計画は,1995年に制定された科学技術基本法(現,科学技術・イノベーション基本法)に基づいて一定期間ごとに策定され,日本の科学技術政策を方向づけてきた。次の(ア)〜(オ)は,科学技術基本計画の第1期から第5期までのそれぞれの期の特徴的な施策を1つずつ選んで順不同で記したものである。これらを第1期から第5期までの年代の古い順から並べたものとして,最も適切なものはどれか。
- ヒトに関するクローン技術や遺伝子組換え食品等を例として,科学技術が及ぼす「輪理的・法的・社会的課題」への責任ある取組の推進が明示された。
- 「社会のための,社会の中の科学技術」という観点に立つことの必要性が明示され,科学技術と社会との双方向のコミュニケーションを確立していくための条件整備などが図られた。
- 「ポストドクター等1万人支援計画」が推進された。
- 世界に先駆けた「超スマート社会」の実現に向けた取組が「Society5.0」として推進された。
- 目指すべき国の姿として,東日本大震災からの復興と再生が掲げられた。
① イ ー ア ー ウ ー エ ー オ
② イ ー ウ ー ア ー オ ー エ
③ ウ ー ア ー イ ー エ ー オ
④ ウ ー イ ー ア ー オ ー エ
⑤ ウ ー イ ー エ ー ア ー オ
解答
④
解説
- ヒトに関するクローン技術や遺伝子組換え食品等を例として,科学技術が及ぼす「輪理的・法的・社会的課題」への責任ある取組の推進が明示された。
第3期の施策です。 - 「社会のための,社会の中の科学技術」という観点に立つことの必要性が明示され,科学技術と社会との双方向のコミュニケーションを確立していくための条件整備などが図られた。
第2期の施策です。 - 「ポストドクター等1万人支援計画」が推進された。
第1期の施策です。 - 世界に先駆けた「超スマート社会」の実現に向けた取組が「Society5.0」として推進された。
第5期の施策です。 - 目指すべき国の姿として,東日本大震災からの復興と再生が掲げられた。
第4期の施策です。
よって,④が正解です。
過去の出題
なし