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専門科目(建設部門) 平成27年度 Ⅲ-35

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 建設環境関係の各種法令などに関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 振動規制法に定める特定建設作業の規制に関する基準では,特定建設作業の振動が,当該特定建設作業の場所の敷地境界線において,75デシベルを超える大きさのものでないこととされている。

② 騒音規制法により,指定地域内で特定建設作業を伴う建設工事を施工しようとする者は,当該特定建設作業の開始の日の7日前までに,特定建設作業の種類・場所・期間などを都道府県知事に届け出なければならないとされている。

③ 工事で使用する生コンクリートを製造するバッチャープラントは,水質汚濁防止法における特定施設である。

④ 大気汚染防止法の目的には,建築物等の解体等に伴う粉じんの排出等を規制し,また,自動車排出ガスに係る許容限度を定めること等により,大気の汚染に関し,国民の健康を保護することが含まれる。

⑤ 工作物の新築,改築又は除去に伴って生じたコンクリートの破片は,廃棄物の処理及び清掃に関する法律における産業廃棄物である。

 

解答

      ②

解説

① 振動規制法に定める特定建設作業の規制に関する基準では,特定建設作業の振動が,当該特定建設作業の場所の敷地境界線において,75デシベルを超える大きさのものでないこととされている。
適切です。

② 騒音規制法により,指定地域内で特定建設作業を伴う建設工事を施工しようとする者は,当該特定建設作業の開始の日の7日前までに,特定建設作業の種類・場所・期間などを都道府県知事に届け出なければならないとされている。
XXX

③ 工事で使用する生コンクリートを製造するバッチャープラントは,水質汚濁防止法における特定施設である。
適切です。

④ 大気汚染防止法の目的には,建築物等の解体等に伴う粉じんの排出等を規制し,また,自動車排出ガスに係る許容限度を定めること等により,大気の汚染に関し,国民の健康を保護することが含まれる。
適切です。

⑤ 工作物の新築,改築又は除去に伴って生じたコンクリートの破片は,廃棄物の処理及び清掃に関する法律における産業廃棄物である。
適切です。