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ST 令和5年度春期 問3

 

 多数の被験者の検診データから,説明変数である年齢,飲酒の頻度及び喫煙本数が,目的変数であるガンの発症の有無に及ぼす影響を統計的に分析した上で,ある人の年齢,飲酒の頻度及び喫煙本数から,その人のガンの発症確率を推定するモデルを構築した。このとき用いられる分析手法はどれか。

検診データのサンプル
年齢 飲酒の頻度
(本/週)
喫煙本数
(本/週)
ガン発症の有無
50 7 70
40 5 40
55 2 10
45 5 0
  1. ABC分析
  2. クラスター分析
  3. 主成分分析
  4. ロジスティック回帰分析

解答・解説

解答

 エ

解説

  1. ABC分析
    ABC分析は、販売金額、粗利益金額などが高い商品から順番に並べ、その累計比率によって商品を幾つかの階層に分け、高い階層に属する商品の販売量の拡大を図る分析手法です。

  2. クラスター分析
    クラスター分析は、変数の値が互いに類似するものを集めることによって,データを分類する分析手法です。

  3. 主成分分析
    主成分分析は、変数を統合した新たな変数を使用して、データがもつ変数の数を減らす分析手法です。

  4. ロジスティック回帰分析
    正しいです。
    ロジスティック回帰分析は、変数の値からほかの変数の値を予測して、データがもつ変数間の関連性を確認する方法です。

参考情報

分野・分類
分野 ストラテジ系
大分類 システム戦略
中分類 システム戦略
小分類 システム活用促進・評価
出題歴
  • ST 令和5年度春期 問3

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