ソフトウェアを開発するために,ローコード開発ツールを選定する。ツールを使って作成するプログラムには,ツールが提供する部品を組み合わせるだけで完成するプログラム(タイプ1プログラム)と,ソースコードを記述して作成するプログラム(タイプ2プログラム)とがある。表は,A〜Dのツールを使ってソフトウェアを開発する場合の,タイプ1プログラム及びタイプ2プログラムのそれぞれのプログラム本数及び1本当たりの所要工数の見積りである。最も少ない工数で開発できるツールはどれか。
〔ローコード開発ツールごとのプログラム本数と所要工数〕
| ツール | タイプ1プログラム | タイプ2プログラム | ||
| 本数 (本) |
所要工数 (人日/本) |
本数 (本) |
所要工数 (人日/本) |
|
| A | 50 | 0.5 | 5 | 20 |
| B | 50 | 0.8 | 4 | 20 |
| C | 50 | 1.0 | 3 | 20 |
| D | 50 | 1.5 | 2 | 20 |
- A
- B
- C
- D
解答
ウ
解説
各ツールでの所要工数を計算すると次の通りになります。
- 50 × 0.5 + 5 × 20 = 125[人日]
- 50 × 0.8 + 4 × 20 = 120[人日]
- 50 × 1.0 + 3 × 20 = 110[人日]
- 50 × 1.5 + 2 × 20 = 115[人日]
したがって、合計工数が最も少ないのはC(ウ)です。
参考情報
分野・分類
| 分野 | マネジメント系 |
| 大分類 | プロジェクトマネジメント |
| 中分類 | プロジェクトマネジメント |
| 小分類 | プロジェクトのコスト |
出題歴
- SM 令和5年度春期 問19