DKIM(DomainKeys Identified Mail)の説明はどれか。
- 送信側メールサーバにおいてディジタル署名を電子メールのヘッダに付加し,受信側メールサーバにおいてそのディジタル署名を公開鍵によって検証する仕組み
- 送信側メールサーバにおいて利用者が認証された場合,電子メールの送信が許可される仕組み
- 電子メールのヘッダや配送経路の情報から得られる送信元情報を用いて,メール送信元のIPアドレスを検証する仕組み
- ネットワーク機器において,内部ネットワークから外部のメールサーバのTCPポート番号25への直接の通信を禁止する仕組み
解答
ア
解説
DKIM(DomainKeys Identified Mail)は、メール送信元のなりすましを防ぐための技術です。
送信側メールサーバが秘密鍵を使用して電子メールヘッダにデジタル署名を付加し、受信側メールサーバが送信ドメインのDNSレコードから公開鍵を取得して署名を検証することで、メール送信元の正当性を確認します。
- 送信側メールサーバにおいてディジタル署名を電子メールのヘッダに付加し,受信側メールサーバにおいてそのディジタル署名を公開鍵によって検証する仕組み
正しいです。
DKIM(DomainKeys Identified Mail)の説明です。 - 送信側メールサーバにおいて利用者が認証された場合,電子メールの送信が許可される仕組み
SMTP-AUTHの説明です。 - 電子メールのヘッダや配送経路の情報から得られる送信元情報を用いて,メール送信元のIPアドレスを検証する仕組み
SPFの説明です。 - ネットワーク機器において,内部ネットワークから外部のメールサーバのTCPポート番号25への直接の通信を禁止する仕組み
OP25Bの説明です。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 技術要素 |
中分類 | セキュリティ |
小分類 | セキュリティ実装技術 |
出題歴
- SC 令和5年度春期 問15
- SC 令和元年度秋期 問12
- SC 平成30年度春期 問12
- SC 平成26年度秋期 問15
- SC 平成25年度春期 問16
- SC 平成23年度秋期 問14
- SC 平成22年度春期 問14