Webアプリケーションソフトウェアの脆弱性を悪用する攻撃手法のうち,入力した文字列がPHPのexec関数などに渡されることを利用し,不正にシェルスクリプトを実行させるものは,どれに分類されるか。
- HTTPヘッダインジェクション
- OSコマンドインジェクション
- クロスサイトリクエストフォージェリ
- セッションハイジャック
解答
イ
解説
- HTTPヘッダインジェクション
HTTPヘッダインジェクションは、HTTPリクエストをHTTPレスポンスヘッダに出力するサーバに対して、HTTPリクエストに不正なコードを入れることで、不正なヘッダを出力させる攻撃です。 - OSコマンドインジェクション
正しいです。
OSコマンドインジェクションは、OSコマンドを受け付けるアプリケーションに対して、OSコマンドの文字列を入力して実行させる攻撃です。 - クロスサイトリクエストフォージェリ
クロスサイトリクエストフォージェリは、悪意のあるスクリプトを埋め込んだWebページを訪問者に閲覧させて、別のWebサイトで、その訪問者が意図しない操作を行わせる攻撃です。 - セッションハイジャック
セッションハイジャックは、ログイン中の利用者のセッションIDを不正に取得するなどして、セッションを乗っ取る攻撃です。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 技術要素 |
中分類 | セキュリティ |
小分類 | 情報セキュリティ |
出題歴
- SC 令和5年度秋期 問1
- NW 令和3年度春期 問21
- SC 平成30年度秋期 問13
- SC 平成29年度春期 問12
- NW 平成27年度秋期 問20
- SC 平成26年度春期 問15
- SC 平成23年度秋期 問16