DNSにおいてDNS CAA(Certification Authority Authorization)レコードを使うことによるセキュリティ上の効果はどれか。
- WebサイトにアクセスしたときのWebブラウザに鍵マークが表示されていれば当該サイトが安全であることを,利用者が確認できる。
- Webサイトにアクセスする際のURLを短縮することによって,利用者のURLの誤入力を防ぐ。
- 電子メールを受信するサーバでスパムメールと誤検知されないようにする。
- 不正なサーバ証明書の発行を防ぐ。
解答
エ
解説
DNS CAAレコードは、ドメイン所有者がその認証局にSSLサーバ証明書の発行を許可しているかどうかをチェックすることで、SSLサーバ証明書を第三者が勝手に発行することを防止する仕組みです。
- WebサイトにアクセスしたときのWebブラウザに鍵マークが表示されていれば当該サイトが安全であることを,利用者が確認できる。
TLS(HTTPS)によるセキュリティ上の効果です。 - Webサイトにアクセスする際のURLを短縮することによって,利用者のURLの誤入力を防ぐ。
CAAレコードの効果とは無関係です。 - 電子メールを受信するサーバでスパムメールと誤検知されないようにする。
CAAレコードの効果とは無関係です。 - 不正なサーバ証明書の発行を防ぐ。
正しいです。
DNS CAAレコードを使うことによるセキュリティ上の効果です。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 技術要素 |
中分類 | セキュリティ |
小分類 | 情報セキュリティ対策 |
出題歴
- SC 令和3年度春期 問10