配列に格納されているデータを探索するときの,探索アルゴリズムに関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 2分探索法は,探索対象となる配列の先頭の要素から順に探索する。
- 線形探索法で探索するのに必要な計算量は,探索対象となる配列の要素数に比例する。
- 線形探索法を用いるためには,探索対象となる配列の要素は要素の値で昇順又は降順にソートされている必要がある。
- 探索対象となる配列が同一であれば,探索に必要な計算量は探索する値によらず,2分探索法が線形探索法よりも少ない。
解答
イ
解説
- 2分探索法は,探索対象となる配列の先頭の要素から順に探索する。
線形探索法に関する記述です。 - 線形探索法で探索するのに必要な計算量は,探索対象となる配列の要素数に比例する。
適切です。 - 線形探索法を用いるためには,探索対象となる配列の要素は要素の値で昇順又は降順にソートされている必要がある。
2分探索法に関する記述です。 - 探索対象となる配列が同一であれば,探索に必要な計算量は探索する値によらず,2分探索法が線形探索法よりも少ない。
線形探索法の方が少なくなる場合もあります。