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IP 令和3年度 問90

 

 CPUのクロックに関する説明のうち,適切なものはどれか。

  1. USB接続された周辺機器とCPUの間のデータ転送速度は,クロックの周波数によって決まる。
  2. クロックの間隔が短いほど命令実行に時間が掛かる。
  3. クロックは,次に実行すべき命令の格納位置を記録する。
  4. クロックは,命令実行のタイミングを調整する。

解答・解説

解答

 エ

解説

 CPUのクロックは、CPUが1秒間に実行できる命令の数を示す単位です。クロック周波数とも呼ばれ、単位はHz(ヘルツ)で表されます。

  1. USB接続された周辺機器とCPUの間のデータ転送速度は,クロックの周波数によって決まる。
    データ転送速度はクロック周波数と直接関係ありません。

  2. クロックの間隔が短いほど命令実行に時間が掛かる。
    クロックの間隔が短いほど短時間で命令を実行できます。

  3. クロックは,次に実行すべき命令の格納位置を記録する。
    レジスタ(プログラムカウンタ)に関する説明です。

  4. クロックは,命令実行のタイミングを調整する。
    適切です。
    CPUのクロックに関する説明です。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 コンピュータシステム
中分類 コンピュータ構成要素
小分類 プロセッサ
テキスト

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