コンビニエンスストアを全国にチェーン展開するA社では,過去10年間にわたる各店舗の詳細な販売データが本部に蓄積されている。これらの販売データと,過去10年間の気象データ,及び各店舗近隣のイベント情報との関係を分析して,気象条件,イベント情報と商品の販売量との関連性を把握し,1週間先までの天気予報とイベント情報から店舗ごとの販売予想をより高い精度で行うシステムを構築したい。このとき活用する技術として,最も適切なものはどれか。
- IoTを用いたセンサなどからの自動データ収集技術
- 仮想空間で現実のような体験を感じることができる仮想現実技術
- ディープラーニングなどのAI技術
- 表計算ソフトを用いて統計分析などを行う技術
解答
ウ
解説
- IoTを用いたセンサなどからの自動データ収集技術
IoTを用いたセンサなどからの自動データ収集技術は、データの収集はできても分析はできません。 - 仮想空間で現実のような体験を感じることができる仮想現実技術
仮想空間で現実のような体験を感じることができる仮想現実技術(VR)は、データ分析の技術ではありません。 - ディープラーニングなどのAI技術
適切です。
このようなビッグデータのデータマイニングには、ディープラーニングなどのAI技術が適しています。 - 表計算ソフトを用いて統計分析などを行う技術
表計算ソフトを用いて統計分析などを行う技術は、予め決まった処理方法で分析することはできますが、未知の関連性や未来予測をするのはディープラーニングなどに劣ります。