BCP(事業継続計画)の策定,運用に関する記述として,適切なものはどれか。
- ITに依存する業務の復旧は,技術的に容易であることを基準に優先付けする。
- 計画の内容は,経営戦略上の重要事項となるので,上級管理者だけに周知する。
- 計画の内容は,自社組織が行う範囲に限定する。
- 自然災害に加え,情報システムの機器故障やマルウェア感染も検討範囲に含める。
解答
エ
解説
BCP(Business Continuity Plan)は、災害などのリスクを想定した事業継続計画のことです。
- ITに依存する業務の復旧は,技術的に容易であることを基準に優先付けする。
BCPは、影響の大小により優先付けするべきです。 - 計画の内容は,経営戦略上の重要事項となるので,上級管理者だけに周知する。
BCPは、関係者全てに周知するべきです。 - 計画の内容は,自社組織が行う範囲に限定する。
BCPでは、自社以外の関係組織も考慮すべきです。 - 自然災害に加え,情報システムの機器故障やマルウェア感染も検討範囲に含める。
適切です。
参考情報
分野・分類
分野 | ストラテジ系 |
大分類 | 企業と法務 |
中分類 | 企業活動 |
小分類 | 経営・組織論 |
出題歴
- FE 令和元年度秋期 問74