情報システム部が開発して経理部が運用している会計システムの運用状況を,経営者からの指示で監査することになった。この場合におけるシステム監査人についての記述のうち,最も適切なものはどれか。
- 会計システムは企業会計に関する各種基準に準拠すべきなので,システム監査人を公認会計士とする。
- 会計システムは機密性の高い情報を扱うので,システム監査人は経理部長直属とする。
- システム監査を効率的に行うために,システム監査人は情報システム部長直属とする。
- 独立性を担保するために,システム監査人は情報システム部にも経理部にも所属しない者とする。
解答
エ
解説
- 会計システムは企業会計に関する各種基準に準拠すべきなので,システム監査人を公認会計士とする。
システム監査人が公認会計士である必要はありません。 - 会計システムは機密性の高い情報を扱うので,システム監査人は経理部長直属とする。
システム監査人は、監査対象から独立していることが求められます。 - システム監査を効率的に行うために,システム監査人は情報システム部長直属とする。
システム監査人は、監査対象から独立していることが求められます。 - 独立性を担保するために,システム監査人は情報システム部にも経理部にも所属しない者とする。
適切です。システム監査人の独立性を担保し、公平・公正に監査できるようにする必要があります。
参考情報
分野・分類
分野 | マネジメント系 |
大分類 | サービスマネジメント |
中分類 | システム監査 |
小分類 | システム監査 |
出題歴
- FE 令和元年度秋期 問59