データベースのトランザクションT2の振る舞いのうち,ダーティリード(dirty read)に関する記述はどれか。
- トランザクションT1が行を検索し,トランザクションT2がその行を更新する。その後T1は先に読んだ行を更新する。その後にT2が同じ行を読んでも先のT2による更新が反映されない値を得ることになる。
- トランザクションT1が行を更新し,トランザクションT2がその行を検索する。その後T1がロールバックされると,T2はその行に存在しない値を読んだことにな
- トランザクションT2がある条件を満たす行を検索しているときに,トランザクションT1がT2の検索条件を満たす行を挿入する。その後T2が同じ条件でもう一度検索を実行すると,前回は存在しなかった行を読むことになる。
- トランザクションT2が行を検索し,トランザクションT1がその行を更新しコミットする。その後T2が同じ行を検索した場合,同じ行を読んだにもかかわらず,異なる値を得ることになる。
解答
イ
解説
ー
- トランザクションT1が行を検索し,トランザクションT2がその行を更新する。その後T1は先に読んだ行を更新する。その後にT2が同じ行を読んでも先のT2による更新が反映されない値を得ることになる。
ー - トランザクションT1が行を更新し,トランザクションT2がその行を検索する。その後T1がロールバックされると,T2はその行に存在しない値を読んだことにな
ー - トランザクションT2がある条件を満たす行を検索しているときに,トランザクションT1がT2の検索条件を満たす行を挿入する。その後T2が同じ条件でもう一度検索を実行すると,前回は存在しなかった行を読むことになる。
ー - トランザクションT2が行を検索し,トランザクションT1がその行を更新しコミットする。その後T2が同じ行を検索した場合,同じ行を読んだにもかかわらず,異なる値を得ることになる。
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参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 技術要素 |
中分類 | データベース |
小分類 | トランザクション処理 |
出題歴
- DB 平成26年度春期 問14
- DB 平成23年度特別 問15