発生した故障について,発生要因ごとの件数の記録を基に,故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適している図法はどれか。
- 特性要因図
- パレート図
- マトリックス図
- 連関図
解答
イ
解説
- 特性要因図
特性要因図は,原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ,結果に対してどのような原因が関連しているかを明確にする図です。 - パレート図
正しいです。以下のような図になります。
- マトリックス図
マトリックス図は,問題としている事象の中から対になる要素を行と列に配置し,その交点に各要素の関係の有無,関連度合いを示す図です。 - 連関図
連関図は,分析対象としている問題に数多くの要因が関係し,それらが相互に絡み合っているとき,原因と結果,目的と手段といった関係を追求していくことによって,因果関係を明らかにし,解決の糸口をつかむための図です。
参考情報
分野・分類
分野 | ストラテジ系 |
大分類 | 企業と法務 |
中分類 | 企業活動 |
小分類 | 業務分析・データ利活用 |
出題歴
- AP 平成31年度春期 問74