水力発電に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 流れ込み式(自流式)水力発電は,河川の水をそのまま発電所に引き込んで発電する方式のため,河川の水量変化に伴い発電量も変動する。
② 調整池式水力発電は,1日あるいは1週間程度の河川の水を調整池に貯留し発電する方式のため,発電量を調整することができる。
③ 貯水池式水力発電は,融雪,梅雨及び台風などの豊水期に河川の水を貯留し,渇水期に使用して発電する方式である。
④ 揚水式水力発電は,発電所の上部と下部に大きな池(調整池)を設置し,電力供給に余裕のない昼間帯に水を汲み上げ,夜間帯にその水を利用して発電する方式である。
⑤ 中小規模水力発電は,大きなダムを造らずに,農業用の水路や小さな河川の流れを利用して発電する方式である。
解答
④
解説
① 流れ込み式(自流式)水力発電は,河川の水をそのまま発電所に引き込んで発電する方式のため,河川の水量変化に伴い発電量も変動する。
適切です。
② 調整池式水力発電は,1日あるいは1週間程度の河川の水を調整池に貯留し発電する方式のため,発電量を調整することができる。
適切です。
③ 貯水池式水力発電は,融雪,梅雨及び台風などの豊水期に河川の水を貯留し,渇水期に使用して発電する方式である。
適切です。
④ 揚水式水力発電は,発電所の上部と下部に大きな池(調整池)を設置し,電力供給に余裕のない昼間帯に水を汲み上げ,夜間帯にその水を利用して発電する方式である。
XXX
⑤ 中小規模水力発電は,大きなダムを造らずに,農業用の水路や小さな河川の流れを利用して発電する方式である。
適切です。