デジタル証明書に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- S/MIMEやTLSで利用するデジタル証明書の規格は,ITU-TX.400で標準化されている。
- TLSにおいて,デジタル証明書は,通信データの暗号化のための鍵交換や通信相手の認証に利用されている。
- 認証局が発行するデジタル証明書は,申請者の秘密鍵に対して認証局がデジタル署名したものである。
- ルート認証局は,下位の認証局の公開鍵にルート認証局の公開鍵でデジタル署名したデジタル証明書を発行する。
解答
イ
解説
- S/MIMEやTLSで利用するデジタル証明書の規格は,ITU-TX.400で標準化されている。
ITU-T 勧告 X.509 で標準化されています。 - TLSにおいて,デジタル証明書は,通信データの暗号化のための鍵交換や通信相手の認証に利用されている。
適切です。
デジタル証明書に関する記述です。 - 認証局が発行するデジタル証明書は,申請者の秘密鍵に対して認証局がデジタル署名したものである。
申請者の公開鍵に対して認証局がディジタル署名したものです。 - ルート認証局は,下位の認証局の公開鍵にルート認証局の公開鍵でデジタル署名したデジタル証明書を発行する。
ルート認証局の秘密鍵でディジタル署名したディジタル証明書を発行します。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 技術要素 |
中分類 | セキュリティ |
小分類 | 情報セキュリティ |
出題歴
- SC 令和5年度春期 問6
- SC 平成29年度秋期 問10
- SC 平成28年度春期 問8
- SC 平成26年度秋期 問4
- SC 平成24年度春期 問3