①〜④の散布図で表されるαとβの相関係数に関して,値がもっとも近いものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。
①の相関係数 = (1) ,②の相関係数 = (2) ,③の相関係数 = (3) ,④の相関係数 = (4)
選択肢
- 1.00
- 0.90
- 0.50
- 0.00
- −0.50
- −0.90
- −1.00
解答
(1) | (2) | (3) | (4) |
オ | カ | エ | ア |
解説
最もわかりやすいのは④です。αが1増えるとβが1増える右上がり(正比例の関係)であり,相関係数は1.00になります。
次に,②はαが増えるとβが減る強い負の相関が明らかですが,やや曲線を描いているため−1.00に近い負の数字であり,選択肢から−0.90と推測できます。
(相関係数が−1.00の場合は直線になります)
また,①はばらついていますが,やや右下がりの傾向,つまり負の相関があることが見て取れます。選択肢から−0.50と推測できます。
最後に,放物曲線に近い③は,右上がりとも右下がりとも判断できないため,無相関つまり相関係数0.00と推測できます。