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IP 令和2年度 問63

 

 記述a〜dのうち,クライアントサーバシステムの応答時間を短縮するための施策として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

  1. クライアントとサーバ間の回線を高速化し,データの送受信時間を短くする。
  2. クライアントの台数を増やして,クライアントの利用待ち時間を短くする。
  3. クライアントの入力画面で,利用者がデータを入力する時間を短くする。
  4. サーバを高性能化して,サーバの処理時間を短くする。
  1. a,b,c
  2. a,d
  3. b,c
  4. c,d

解答・解説

解答

 イ

解説

  1. クライアントとサーバ間の回線を高速化し,データの送受信時間を短くする。
    適切です。
    応答時間を短縮するための施策です。

  2. クライアントの台数を増やして,クライアントの利用待ち時間を短くする。
    クライアントの台数を増やしても、クライアントサーバシステムの応答時間は変わりません。(負荷増大によりむしろ長くなるおそれがあります)

  3. クライアントの入力画面で,利用者がデータを入力する時間を短くする。
    データを入力する時間は、クライアントサーバシステムの応答時間は含まれません。

  4. サーバを高性能化して,サーバの処理時間を短くする。
    適切です。
    応答時間を短縮するための施策です。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 コンピュータシステム
中分類 システム構成要素
小分類 システムの評価指標
テキスト

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