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第二種 一般用電気工作物の検査方法③

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 工場の三相200V三相誘導電動機の鉄台に施設した接地工事の接地抵抗値を測定し、接地線(軟銅線)の太さを検査した。「電気設備の技術基準の解釈」に適合する接地抵抗値[Ω]と接地線の太さ(直径[mm])の組合せで、適切なものは。
 ただし、電路に施設された漏電遮断器の動作時間は、0.1秒とする。

  1. 100Ω 1.0mm
  2. 200Ω 1.2mm
  3. 300Ω 1.6mm
  4. 600Ω 2.0mm

解答・解説

解答

 ハ

解説

 設問の接地工事の種類は、D種接地工事に該当します。
 また0.5秒以内に電路を自動的に遮断する装置を施設しているため、接地抵抗値は500Ω以下、接地線の太さは1.6mm以上となります。

  1. 100Ω 1.0mm
    条件に合致しないため、不適切です。

  2. 200Ω 1.2mm
    条件に合致しないため、不適切です。

  3. 300Ω 1.6mm
    適切です。

  4. 600Ω 2.0mm
    条件に合致しないため、不適切です。