ある工場で原料A,Bを用いて,製品1,2を生産し販売している。下表に示すように製品1を1[kg]生産するために原料A,Bはそれぞれ3[kg],1[kg]必要で,製品2を1[kg]生産するためには原料A,Bをそれぞれ2[kg],3[kg]必要とする。原料A,Bの使用量については,1日当たりの上限があり,それぞれ24[kg],15[kg]である。
(1)製品1,2の1[kg]当たりの販売利益が,各々2[百万円/kg],3[百万円/kg]の時,1日当たりの全体の利益z[百万円」が最大となるように製品1並びに製品2の1日当たりの生産量x1[kg],x2[kg]を決定する。なお,X1≧0,x2≧0とする。
表 製品の製造における原料使用量,使用条件,及び販売利益
製品1 | 製品2 | 使用上限 | |
原料A[kg] | 3 | 2 | 24 |
原料B[kg] | 1 | 3 | 15 |
利益[百万円/kg] | 2 | 3 | ー |
(2)次に,製品1の販売利益がΔc[百万円/kg]だけ変化する,すなわち(2+Δc)[百万円/kg]となる場合を想定し,zを最大にする製品1,2の生産量が,(1)で決定した製品1,2の生産量と同一であるAc[百万円/kg]の範囲を求める。
1日当たりの生産量x1[kg]及びx2[kg]の値と,Ac[百万円/kg]の範囲の組合せとして,最も適切なものはどれか。
① x1=0,x2=5,-1≦Δc≦5/2
② x1=6,x2=3,Δc≦-1,5/2≦Δc
③ x1=6,x2=3,-1≦Δc≦1
④ x1=0,x2=5,Δc≦-1,5/2≦Δc
⑤ x1=6,x2=3,-1≦Δc≦5/2
解答
⑤
解説
準備中
過去の出題
- 平成24年度 Ⅰ-1-5