製図法に関する次の(ア)から(オ)の記述について,それぞれの正誤の組合せとして,最も適切なものはどれか。
- 第三角法の場合は,平面図は正面図の上に,右側面図は正面図の右にというように,見る側と同じ側に描かれる。
- 第一角法の場合は,平面図は正面図の上に,左側面図は正面図の右にというように,見る側とは反対の側に描かれる。
- 対象物内部の見えない形を図示する場合は,対象物をある箇所で切断したと仮定して,切断面の手前を取り除き,その切り口の形状を,外形線によって図示することとすれば,非常にわかりやすい図となる。このような図が想像図である。
- 第三角法と第一角法では,同じ図面でも,違った対象物を表している場合があるが,用いた投影法は明記する必要がない。
- 正面図とは,その対象物に対する情報量が最も多い,いわば図面の主体になるものであって,これを主投影図とする。したがって,ごく簡単なものでは,主投影図だけで充分に用が足りる。
ア | イ | ウ | エ | オ | |
① | 正 | 正 | 誤 | 誤 | 誤 |
② | 誤 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
③ | 誤 | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
④ | 誤 | 誤 | 誤 | 正 | 正 |
⑤ | 正 | 誤 | 誤 | 誤 | 正 |
解答
⑤
解説
- 第三角法の場合は,平面図は正面図の上に,右側面図は正面図の右にというように,見る側と同じ側に描かれる。 ⭕
正しいです。 - 第一角法の場合は,平面図は正面図の上に,左側面図は正面図の右にというように,見る側とは反対の側に描かれる。 ❌
第一角法の場合は,平面図は正面図の下に描かれます。 - 対象物内部の見えない形を図示する場合は,対象物をある箇所で切断したと仮定して,切断面の手前を取り除き,その切り口の形状を,外形線によって図示することとすれば,非常にわかりやすい図となる。このような図が想像図である。 ❌
想像図ではなく,断面図の説明です。 - 第三角法と第一角法では,同じ図面でも,違った対象物を表している場合があるが,用いた投影法は明記する必要がない。 ❌
用いた投影法をマーク等で明記する必要があります。 - 正面図とは,その対象物に対する情報量が最も多い,いわば図面の主体になるものであって,これを主投影図とする。したがって,ごく簡単なものでは,主投影図だけで充分に用が足りる。 ⭕
正しいです。
過去の出題
なし