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基礎科目 令和2年度 Ⅰ-1-5

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 製図法に関する次の(ア)から(オ)の記述について,それぞれの正誤の組合せとして,最も適切なものはどれか。

  1. 第三角法の場合は,平面図は正面図の上に,右側面図は正面図の右にというように,見る側と同じ側に描かれる。
  2. 第一角法の場合は,平面図は正面図の上に,左側面図は正面図の右にというように,見る側とは反対の側に描かれる。
  3. 対象物内部の見えない形を図示する場合は,対象物をある箇所で切断したと仮定して,切断面の手前を取り除き,その切り口の形状を,外形線によって図示することとすれば,非常にわかりやすい図となる。このような図が想像図である。
  4. 第三角法と第一角法では,同じ図面でも,違った対象物を表している場合があるが,用いた投影法は明記する必要がない。
  5. 正面図とは,その対象物に対する情報量が最も多い,いわば図面の主体になるものであって,これを主投影図とする。したがって,ごく簡単なものでは,主投影図だけで充分に用が足りる。
 

解答・解説

解答

 ⑤

解説

  1. 第三角法の場合は,平面図は正面図の上に,右側面図は正面図の右にというように,見る側と同じ側に描かれる。 ⭕
    正しいです。

  2. 第一角法の場合は,平面図は正面図の上に,左側面図は正面図の右にというように,見る側とは反対の側に描かれる。 
    第一角法の場合は,平面図は正面図のに描かれます。

  3. 対象物内部の見えない形を図示する場合は,対象物をある箇所で切断したと仮定して,切断面の手前を取り除き,その切り口の形状を,外形線によって図示することとすれば,非常にわかりやすい図となる。このような図が想像図である。 
    想像図ではなく,断面図の説明です。

  4. 第三角法と第一角法では,同じ図面でも,違った対象物を表している場合があるが,用いた投影法は明記する必要がない。 
    用いた投影法をマーク等で明記する必要があります。

  5. 正面図とは,その対象物に対する情報量が最も多い,いわば図面の主体になるものであって,これを主投影図とする。したがって,ごく簡単なものでは,主投影図だけで充分に用が足りる。 ⭕
    正しいです。

過去の出題

 なし