電子セラミックスに関する次の記述の, に入る語句の組合せとして,最も適切なものはどれか。
- チタン酸バリウム系のセラミックスは高い ア を持ち,コンデンサとして使用されている。
- 温度制御に用いられるサーミスタは,温度によってセラミックスの イ が変化する性質を利用している。
- 外部からひずみを加えると電圧が発生するセラミックスを ウ セラミックスと呼び,着火装置や圧力センサとして使用されている。
- 電圧によって エ が大幅に変わるセラミックスはバリスタとして利用され,異常電圧から回路を守るために有用である。
ア | イ | ウ | エ | |
① | 導電率 | 電気抵抗 | 圧電体 | 体積 |
② | 導電率 | 熱膨張係数 | 放電体 | 電気抵抗 |
③ | 比誘電率 | 電気抵抗 | 放電体 | 体積 |
④ | 比誘電率 | 電気抵抗 | 圧電体 | 電気抵抗 |
⑤ | 比誘電率 | 熱膨張係数 | 圧電体 | 体積 |
解答
④
解説
電子セラミックスの特徴に関する穴埋め問題です。適切に穴埋めした文章は,次の通りです。
- チタン酸バリウム系のセラミックスは高い 比誘電率 を持ち,コンデンサとして使用されている。
- 温度制御に用いられるサーミスタは,温度によってセラミックスの 電気抵抗 が変化する性質を利用している。
- 外部からひずみを加えると電圧が発生するセラミックスを 圧電体 セラミックスと呼び,着火装置や圧力センサとして使用されている。
- 電圧によって 電気抵抗 が大幅に変わるセラミックスはバリスタとして利用され,異常電圧から回路を守るために有用である。
参考情報
過去の出題
- 平成22年度 Ⅰ-4-4
オンラインテキスト
(作成中)