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世界遺産検定4級 基礎知識①

   

 世界遺産条約の誕生には、1960年に始まった( )の建設が大きく関係している。

① ナー・エル・アシダム

② 三峡ダム

③ フーバー・ダム

④ アスワン・ハイ・ダム

 

解答・解説

解答

 ④

解説

 1960年にエジプトのナイル川で始まったアスワン・ハイ・ダムの建設が、世界遺産条約誕生のきっかけになりました。
 このダムの建設により、アブ・シンベル神殿などの貴重なエジプト文明の遺産がダム湖に沈むことになったため、これを救済しようとした様々なキャンペーンが世界遺産条約締結へと繋がっていきました。

① ナー・エル・アシダム
ナー・エル・アシダムは、現在も使用されているものの中で最長寿ダムで、シリアにあります。建造されたのは紀元前1,300年頃とされています。

 

② 三峡ダム
三峡ダムは、長江流域にある中国最大級のダムです。着工1993年(竣工2009年)と比較的新しいものです。

 

③ フーバー・ダム
フーバー・ダムは、アメリカのコロラド川流域にあるダムです。ニューディール政策の一環で建設が始まり1936年に完成しています。

 

④ アスワン・ハイ・ダム
正しいです。