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中小企業経営・政策 令和元年度 第21問

 

 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

 伝統的工芸品産業の支援施策の 1 つとして、「伝統的工芸品産業支援補助金」がある。「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」(伝産法)に基づく①各種計画の認定を受けた者は、伝統的工芸品産業の振興に関わる②さまざまな支援措置を受けることができる。
 なお、ここで伝統的工芸品とは、「伝産法」の規定に基づき、経済産業大臣が指定した工芸品のことをいう。

(設問 1 )
 文中の下線部①に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 「活性化計画」とは、伝統的工芸品産業を支援しようとする者が従事者の後継者の確保及び育成、消費者との交流推進、その他伝統的工芸品の振興を支援する計画である。
  2. 「共同振興計画」とは、他の伝統的工芸品との産地間連携による産業活性化のための意欲的な計画である。
  3. 「振興計画」とは、産地の特定製造協同組合等が産地全体の振興を図る計画である。
  4. 「連携活性化計画」とは、産地の特定製造協同組合等が販売組合や個別の販売事業者等とともに需要の開拓のために立てる計画である。

(設問 2 )
 文中の下線部②に関して、計画の認定を受けた事業者は、事業に必要な経費の補助を受けることができる。この支援に該当する事業として、最も不適切なものはどれか

  1. 後継者育成
  2. 雇用調整
  3. 需要開拓
  4. 人材育成・交流支援

解答・解説

解答

 1:ウ 2:イ

解説

設問1
  1. 「活性化計画」とは、伝統的工芸品産業を支援しようとする者が従事者の後継者の確保及び育成、消費者との交流推進、その他伝統的工芸品の振興を支援する計画である。
    不適切です。

  2. 「共同振興計画」とは、他の伝統的工芸品との産地間連携による産業活性化のための意欲的な計画である。
    不適切です。

  3. 「振興計画」とは、産地の特定製造協同組合等が産地全体の振興を図る計画である。
    適切です。

  4. 「連携活性化計画」とは、産地の特定製造協同組合等が販売組合や個別の販売事業者等とともに需要の開拓のために立てる計画である。
    不適切です。

設問2
  1. 後継者育成
    適切です。

  2. 雇用調整
    不適切です。

  3. 需要開拓
    適切です。

  4. 人材育成・交流支援
    適切です。

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