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中小企業経営・政策 令和元年度 第6問

 

 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

 総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」(平成29 年推計、出生中位(死亡中位)推計)に基づき、わが国の生産年齢人口(15~64 歳)を見た場合、1995 年の約 8,700 万人をピークに減少に転じており、2015 年には約 A 万人まで減少してきている。この傾向は将来にわたって継続すると見込まれ、2060 年には、2015 年の約 B 割の水準まで減少すると推計されている。
 こうした中で、近年、企業における人手不足も深刻化しつつある。人手不足感が高まる中小企業にとっては、女性やシニア等の潜在的労働力のさらなる掘り起こしや、既存従業員の働き方の工夫を行うことが、一段と重要になってきている。

(設問 1 )
 文中の空欄AとBに入る数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

  1. A:7,700  B: 4
  2. A:7,700  B: 6
  3. A:8,200  B: 4
  4. A:8,200  B: 6

(設問 2 )
 文中の下線部に関して、厚生労働省「平成 28 年上半期雇用動向調査」に基づき、従業員規模別、製造業と非製造業別に、人材の未充足率を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
 なお、ここでは未充足率は、未充足者数を常用労働者数で除して算出する。従業員規模は、「 5 ~29 人」「30~99 人」「100~299 人」「300~999 人」「1,000 人以上」で比較するものとする。

  1. 規模の大きい企業ほど高い傾向、製造業より非製造業が高い傾向にある。
  2. 規模の大きい企業ほど高い傾向、製造業より非製造業が低い傾向にある。
  3. 規模の大きい企業ほど低い傾向、製造業より非製造業が高い傾向にある。
  4. 規模の大きい企業ほど低い傾向、製造業より非製造業が低い傾向にある。

解答・解説

解答

 1:イ 2:ウ

解説

設問1

 適切に穴埋めした文章は次の通りです。

 総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」(平成29年推計、出生中位(死亡中位)推計)に基づき、わが国の生産年齢人口(15~64 歳)を見た場合、1995 年の約 8,700 万人をピークに減少に転じており、2015 年には約 7,700 万人まで減少してきている。この傾向は将来にわたって継続すると見込まれ、2060 年には、2015 年の約 6 割の水準まで減少すると推計されている。

設問2
  1. 規模の大きい企業ほど高い傾向、製造業より非製造業が高い傾向にある。
    不適切です。

  2. 規模の大きい企業ほど高い傾向、製造業より非製造業が低い傾向にある。
    不適切です。

  3. 規模の大きい企業ほど低い傾向、製造業より非製造業が高い傾向にある。
    適切です。

  4. 規模の大きい企業ほど低い傾向、製造業より非製造業が低い傾向にある。
    不適切です。

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