次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
わが国の企業構造を常用雇用者数と設立年の視点から見る。
総務省「平成 26 年経済センサス-基礎調査」に基づき、常用雇用者数、設立年別に企業数の分布を見た場合(2014 年)、常用雇用者数「 0 ~ 5 人以下」の企業が全体の約 A 割を占め、「1984 年以前」に設立された企業が全体の約 B 割を占めている。
また、総務省「平成 21 年、26 年経済センサス-基礎調査」に基づき、2009 年から2014 年にかけての企業数の変化を見た場合、企業数は約 40 万者減少しているが、「1984 年以前」の設立企業数が減少する一方で、2005 年以降の設立企業数は増加している。
なお、ここでは企業数は会社数と個人事業者数の合計とする。常用雇用者とは、期間を定めずに雇用されている人もしくは 1 カ月を超える期間を定めて雇用されている人、または調査対象の前 2 カ月にそれぞれ 18 日以上雇用されている人をいう。
(設問 1 )文中の空欄AとBに入る数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- A: 4 B: 6
- A: 4 B: 8
- A: 5 B: 5
- A: 8 B: 4
- A: 8 B: 6
(設問 2 )
文中の下線部に関して、総務省「平成 21 年、26 年経済センサス-基礎調査」に基づき、常用雇用者規模別に、「1984 年以前」の設立企業数の変化を見た場合の記述に関する正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 常用雇用者無しの企業数は横ばいである。
b 常用雇用者数 1 ~ 5 人の企業数は減少している。
c 常用雇用者数 300 人以上の企業数は増加している。
〔解答群〕
- a:正 b:正 c:誤
- a:正 b:誤 c:正
- a:正 b:誤 c:誤
- a:誤 b:正 c:正
- a:誤 b:正 c:誤
解答
1:エ 2:オ
解説
設問1
適切に穴埋めした文章は次の通りです。
総務省「平成 26 年経済センサス-基礎調査」に基づき、常用雇用者数、設立年別に企業数の分布を見た場合(2014 年)、常用雇用者数「 0 ~ 5 人以下」の企業が全体の約 8 割を占め、「1984 年以前」に設立された企業が全体の約 4 割を占めている。
設問2
- 常用雇用者無しの企業数は横ばいである。
誤りです。 - 常用雇用者数 1 ~ 5 人の企業数は減少している。
正しいです。 - 常用雇用者数 300 人以上の企業数は増加している。
誤りです。