以下のa~dは、分析したい状況に関する記述である。それぞれの状況において、どのような分析手法が適切か。最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a ある企業には 3 つの事業部がある。事業部ごとの売上高利益率の日次データが与えられている。この 3 つの事業部で売上高利益率に差異が見られるのかを検討したい。
b ある商品の売上高の日次データと、その商品の売上高に関係があると想定されるいくつかの変数のデータがある。どの変数が売上高にどの程度寄与しているのかを検討したい。
c 数千人の顧客について、属性データ(男女・所得・購入履歴など)や趣味・嗜し好こうに関するデータがある。顧客の特性にあったマーケティング活動をしたいので、顧客を分類したい。
d Web サイトの候補として 2 つのパターンがある。どちらのパターンを採用するかを決めたい。
〔解答群〕
- a:判別分析 b:回帰分析 c:コンジョイント分析 d:A/B 分析
- a:判別分析 b:相関分析 c:コンジョイント分析 d:アクセス分析
- a:分散分析 b:回帰分析 c:クラスター分析 d:A/B 分析
- a:分散分析 b:相関分析 c:クラスター分析 d:アクセス分析
解答
ウ
解説
- ある企業には 3 つの事業部がある。事業部ごとの売上高利益率の日次データが与えられている。この 3 つの事業部で売上高利益率に差異が見られるのかを検討したい。
分散分析が適切です。 - ある商品の売上高の日次データと、その商品の売上高に関係があると想定されるいくつかの変数のデータがある。どの変数が売上高にどの程度寄与しているのかを検討したい。
回帰分析が適切です。 - 数千人の顧客について、属性データ(男女・所得・購入履歴など)や趣味・嗜し好こうに関するデータがある。顧客の特性にあったマーケティング活動をしたいので、顧客を分類したい。
クラスター分析が適切です。 - Web サイトの候補として 2 つのパターンがある。どちらのパターンを採用するかを決めたい。
A/B 分析が適切です。