Aは、X株式会社の代表取締役であったが、昨年(2018 年)12 月 30 日に死亡した。
Aには配偶者B、嫡出子C、D、Eがいる(下図参照)。
Aの遺産の額は 1 億 4,000 万円であり、配偶者Bには特別受益として 400 万円の生前贈与、子Eには特別受益として 200 万円の生前贈与があり、子Dには寄与分が500 万円あった。この場合の相続分(取得額)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
なお、相続人の中で、相続欠格者、相続廃除者、相続放棄者はおらず、また、遺産分割協議は成立していない。
- Bの相続分(取得額)は 6,650 万円となる。
- Cの相続分(取得額)は 3,500 万円となる。
- Dの相続分(取得額)は 2,350 万円となる。
- Eの相続分(取得額)は 2,550 万円となる。
解答
ア
解説
- Bの相続分(取得額)は 6,650 万円となる。
適切です。 - Cの相続分(取得額)は 3,500 万円となる。
不適切です。 - Dの相続分(取得額)は 2,350 万円となる。
不適切です。 - Eの相続分(取得額)は 2,550 万円となる。
不適切です。