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企業経営理論 令和3年度 第24問

 

 労働基準法の定めに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 使用者は、事業場ごとに労働者名簿と賃金台帳を調製しなければならず、また、労働者名簿及び賃金台帳など労働関係に関する重要な書類は 10 年以上保存しておかなければならない。
  2. 労働基準法には、労働者が女性であることを理由として、賃金について、男性と差別的な取り扱いを禁止する規定はない。
  3. 労働基準法の違反行為をした者が、当該事業の労働者に関する事項について、事業主のために行為した代理人、使用人その他の従業者である場合においては、事業主は処罰されない。
  4. 労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。

解答・解説

解答

 エ

解説

  1. 使用者は、事業場ごとに労働者名簿と賃金台帳を調製しなければならず、また、労働者名簿及び賃金台帳など労働関係に関する重要な書類は 10 年以上保存しておかなければならない。
    不適切です。

  2. 労働基準法には、労働者が女性であることを理由として、賃金について、男性と差別的な取り扱いを禁止する規定はない。
    不適切です。

  3. 労働基準法の違反行為をした者が、当該事業の労働者に関する事項について、事業主のために行為した代理人、使用人その他の従業者である場合においては、事業主は処罰されない。
    不適切です。

  4. 労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。
    適切です。

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