ある時点で特定の組織形態を採用している企業でも、経営戦略に従って新たな組織形態に移行していくべき場合がある。その場合、単純な発展段階を経るというよりも、経営者の意思決定によって、異なる経路をたどる可能性がある。J.R.ガルブレイスとD.A.ネサンソンは、経営戦略とそれによって採用される組織形態の可能な組み合わせを、組織の発展段階モデルとして定式化した。
下図は、彼らがモデル化した企業組織の発展過程を図示したものである。図の は組織形態を、 は経営戦略をそれぞれ表している。
図の中のA~Dに当てはまる経営戦略の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ
- A:関連多角化
B:垂直統合
C:非関連多角化
D:非関連事業の買収 - A:垂直統合
B:関連多角化
C:規模の経済の活用
D:非関連事業の買収 - A:内部成長の強化
B:関連多角化
C:垂直統合
D:非関連多角化 - A:非関連多角化
B:規模の経済の活用
C:垂直統合
D:内部成長の強化
解答
イ
解説
- 垂直統合に該当します。
- 関連多角化に該当します。
- 規模の経済の活用に該当します。
- 非関連事業の買収に該当します。