次の文章は、X、Yの 2 資産から構成されるポートフォリオのリターンとリスクの変化について、説明したものである。空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
以下の図は、X、Yの 2 資産から構成されるポートフォリオについて、投資比率をさまざまに変化させた場合のポートフォリオのリターンとリスクが描く軌跡を、2 資産間の A が異なる 4 つの値について求めたものである。
X、Yの A が B のとき、ポートフォリオのリターンとリスクの軌跡は①に示されるように直線となる。 A が C なるにつれて、②、③のようにポートフォリオのリスクをより小さくすることが可能となる。 A が D のとき、ポートフォリオのリスクをゼロにすることが可能となり、④のような軌跡を描く。
〔解答群〕
- A:相関係数 B:- 1 C:大きく D:ゼロ
- A:相関係数 B:+ 1 C:小さく D:- 1
- A:ベータ値 B:ゼロ C:大きく D:+ 1
- A:ベータ値 B:+ 1 C:小さく D:- 1
解答
イ
解説
適切に穴埋めした文章は次の通りです。
以下の図は、X、Yの 2 資産から構成されるポートフォリオについて、投資比率をさまざまに変化させた場合のポートフォリオのリターンとリスクが描く軌跡を、2 資産間の 相関係数 が異なる 4 つの値について求めたものである。
X、Yの 相関係数 が + 1 のとき、ポートフォリオのリターンとリスクの軌跡は①に示されるように直線となる。 相関係数 が 小さく なるにつれて、②、③のようにポートフォリオのリスクをより小さくすることが可能となる。 相関係数 が - 1 のとき、ポートフォリオのリスクをゼロにすることが可能となり、④のような軌跡を描く。