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経済学・経済政策 令和3年度 第16問

 

 限られた所得を有する個人がおり、X 財と Y 財を購入することができるとする。下図には、この限られた所得に基づいて予算制約線 A と予算制約線 B が描かれており、また、予算制約線 A と点 E で接する無差別曲線と、予算制約線 B と点F で接する無差別曲線が描かれている。下図に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

a 予算制約線 A から予算制約線 B への変化は、X 財の価格の上昇によるものである。

b 予算制約線 A から予算制約線 B への変化は、Y 財の価格の上昇によるものである。

c 点 E から点 F への変化は、代替効果と呼ばれている。

d 点 E から点 G への変化は、代替効果と呼ばれている。

 

〔解答群〕

  1. aとc
  2. aとd
  3. bとc
  4. bとd

解答・解説

解答

 エ

解説

  1. 予算制約線 A から予算制約線 B への変化は、X 財の価格の上昇によるものである。
    不適切です。

  2. 予算制約線 A から予算制約線 B への変化は、Y 財の価格の上昇によるものである。
    適切です。

  3. 点 E から点 F への変化は、代替効果と呼ばれている。
    不適切です。

  4. 点 E から点 G への変化は、代替効果と呼ばれている。
    適切です。

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