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経済学・経済政策 令和2年度 第13問

 

 家計においては、効用を最大化するために、予算制約を考えることが重要となる。この家計は、X財とY財の 2 財を消費しているものとする。
 下図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕

  1. 予算線 AB は、この家計の所得とY財の価格を一定としてX財の価格が下落すると、AD へと移動する。
  2. 予算線 AB は、この家計の所得を一定としてX財とY財の価格が同じ率で上昇すると、CD へと平行移動する。
  3. 予算線 CD は、この家計の所得が増加すると、AB に平行移動する。
  4. 予算線 CD は、この家計の所得とX財の価格を一定としてY財の価格が上昇すると、CB へと移動する。

解答・解説

解答

 ア

解説

  1. 予算線 AB は、この家計の所得とY財の価格を一定としてX財の価格が下落すると、AD へと移動する。
    適切です。

  2. 予算線 AB は、この家計の所得を一定としてX財とY財の価格が同じ率で上昇すると、CD へと平行移動する。
    不適切です。

  3. 予算線 CD は、この家計の所得が増加すると、AB に平行移動する。
    不適切です。

  4. 予算線 CD は、この家計の所得とX財の価格を一定としてY財の価格が上昇すると、CB へと移動する。
    不適切です。

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