建築基準法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 防火地域にある建築物で、外壁が耐火構造のものについては、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。
- 高さ30mの建築物には、原則として非常用の昇降機を設けなければならない。
- 準防火地域内においては、延べ面積が2,000㎡の共同住宅は準耐火建築物としなければならない。
- 延べ面積が1,000㎡を超える耐火建築物は、防火上有効な構造の防火壁によって有効に区画し、かつ、各区画の床面積の合計をそれぞれ1,000㎡以内としなければならない。
解答・解説
解答
1
解説
- 防火地域にある建築物で、外壁が耐火構造のものについては、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。 ⭕️
正しいです。 - 高さ30mの建築物には、原則として非常用の昇降機を設けなければならない。 ❌
非常用の昇降機を設けなければならないのは、高さ31m超の建築物です。 - 準防火地域内においては、延べ面積が2,000㎡の共同住宅は準耐火建築物としなければならない。 ❌
準防火地域内において延べ面積が1,500㎡超ならば、耐火建築物しなければなりません。 - 延べ面積が1,000㎡を超える耐火建築物は、防火上有効な構造の防火壁によって有効に区画し、かつ、各区画の床面積の合計をそれぞれ1,000㎡以内としなければならない。 ❌
耐火建築物、準耐火建築物には、各区画の床面積の合計をそれぞれ1,000㎡以内としなければならない規定は適用されません。