次の文章において, 内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。
- Q社長は,自社工場の移転を検討しており,移転先の候補を1件に絞り込んだ。その後,この物件の評価を行うため, (1) 主義の実践として,次の調査を社員に命じた。
- (2) の観点から,立地状況などを確認するため,現地へ行って確認すること。
- (3) の観点から,図面や写真だけでなく,実物を観察しに行くこと
- (4) の観点から,工場内の状況や老朽化具合の程度を確認すること
- 1の調査結果を確認したQ社長は,次のように評価した。
「築年数に対して,通常想定されるよりも老朽化が激しく, (5) に照らし合わせ,構造や設備に何かしら問題がある可能性がある。
また,資材の運搬のために,広い道路に面していることが (6) である,この物件は狭い路地の先にあり不便である。」 - (1) 主義に, (5) , (6) を加えたものを (7) 主義という。
選択肢
- 三元
- 三現
- 5ゲン
- 原々
- 現状
- 現物
- 原理
- 現場
- 法則
- 現実
- 原則
解答
(1) | (2) | (3) | (4) |
イ | ク | カ | コ |
(5) | (6) | (7) | |
キ | サ | ウ |
解説
(1)〜(4)
問題解決の際は,現場で,現物を見て,現実を確認・検討することが重要です。これを実践すること,またこのような考え方を,三現主義といいます。
(5)〜(7)
三現主義を実践する中で,基準となる原理・原則に照らして考えることを,5ゲン主義といいます。