異常値に関する次の文章において, 内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。
- 異常が発生している場合に現れる離れ小島型に該当するヒストグラムは, (1) である。
- 規格を外れた片側の不良品を取り除いたと推測されるヒストグラムは, (2) である。
- 異なる条件で得た結果が混合している等の理由で,中心が離れた分布が混ざっているヒストグラムは, (3) である。
- 異常値とは,観測値の集合のうち, (4) 母集団からのもの,または誤った計測の結果である可能性を示す程度に,他とかけ離れた (5) である。なお, (6) は異常値と同義である。
ヒストグラムA | ヒストグラムB | ヒストグラムC |
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選択肢
- ヒストグラムA
- ヒストグラムB
- ヒストグラムC
- 変化点
- 予測値
- 同じ
- 観測値
- 外れ値
- 異なった
解答
(1) | (2) | (3) |
イ | ア | ウ |
(4) | (5) | (6) |
ケ | キ | ク |
解説
(1)〜(3)
ヒストグラムには以下のようなタイプがあります。
- 一般型:工程は安定している
- 歯抜け型:目盛りや測定に誤りの可能性がある(ヒストグラムB)
- 右スソ引き型:片側に制限がある場合に現れる
- 絶壁型:選別されている場合などに現れる(ヒストグラムA)
- 二山型:2種類の工程が混ざっている場合などに現れる(ヒストグラムC)
- 高原型:2種類の基準が混ざっている場合などに現れる
- 離れ小島型:工程に異常が発生している場合に現れる
(4)〜(6)
異常値に関する基本的な説明です。