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QC検定4級 事実とデータに基づく判断④

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 次の文章において,   内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。

 裁量労働制を採用しているある企業において,労務管理の一環で,従業員の時間外業務(残業)の時間を調査することとなった。従業員は,企業全体で5,000人と多いため,無作為に抽出した20人の従業員から聞き取り調査を行った。

 この調査における母集団は (1) であり,その大きさは (2) である。また,この調査のサンプルの大きさは (3) である。

 調査の結果,20人の1日あたりの残業時間は(分/日)の合計は,2,400分であった。また最も長い人の残業時間は300分,最も短い人の残業時間は30分であった。

 20人の平均残業時間は (4) であり,残業時間の範囲は (5) である。

(1)〜(3)の選択肢
  1. 企業の従業員
  2. 聞き取りした従業員
  3. 20人
  4. 5,000人
  5. 無限大
(4)〜(5)の選択肢
  1. 90分
  2. 120分
  3. 180分
  4. 270分
  5. 300分

解答・解説

解答

(1) (2) (3) (4) (5)

解説

(1)〜(3)

 調査対象は企業全体の従業員(5,000人),サンプルの大きさは聞き取りした従業員(20人)です。

(4)〜(5)

 平均値 = (データの総和)÷(データ数) = 2,400 ÷ 20 = 120(分)
 範囲 = (最大値) − (最小値) = 300 − 30 = 270(分)