サンプルの取り方に関する次の文章において, 内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。
- 品質管理においては, (1) に基づいた判断が肝要である。また, (1) はデータとして正確に把握する必要があり,取得したデータには,常に (2) が含まれていることを考慮しなければならない。
- 母集団,サンプル,データの関係は,
母集団→ (3) →サンプル→ (4) →データ→ (5) →母集団
と表せる。 - サンブルは,母集団の姿を代表するものであるので,母集団の (6) サンプルに含まれるようにしなければならない。
(1)〜(2)の選択肢
- 推測
- 勘
- 事実
- 技術
- かたより
- ばらつき
(3)〜(5)の選択肢
- 確認
- 推測・判定
- 測定
- サンプリング
- 計画
- 実施
(6)の選択肢
- いずれの構成要素も等しい確率で
- 中心に近そうな構成要素を多く定
- 中心から離れた構成要素を多く
解答
(1) | (2) | ||
ウ | カ | ||
(3) | (4) | (5) | (6) |
エ | ウ | イ | ア |
解説
(1)〜(2)
品質管理では、事実に基づく判断が基本であり,また事実はデータから導かれるものである必要があります。
(3)〜(5)
母集団をサンプリングすることで,サンプルが得られ,サンプルを測定することでデータが得られます。そして,データから母集団を推測・判定します。
(6)
サンプルは,構成要素が等しい確率で含まれるようにとる必要があります。このようなサンプルの取り方をランダムサンプリングといいます。